Gallery ANBAI.

- TERMS OF SERVICE -
利用規約

本規約は、株式会社ナニワ商会(以下「当社」という。)が大阪府大阪市北区芝田2-1-3梅仙堂ビル4階に所在するギャラリー「Gallery ANBAI.」(以下「当ギャラリー」という。)において提供するデジタルディスプレイ展示サービス(以下「本サービス」という。)の利用条件を定めるものです。

展示者並びにアーティストまたはワークショップや講評会等の関連イベント利用者と参加者(以下「アーティスト」という。)は、本規約に同意のうえ本サービスを利用するものとします。

また、本規約は、当ギャラリーの展示サービスに関する条件を定めるものであり、個人情報の取り扱いについては別途プライバシーポリシーをご参照ください。


第1条(目的および使用目的の制限)

当ギャラリーは、写真・デジタルイラスト・静止画などデジタルアート作品の展示および関連イベント(ワークショップ・講評会等)に限定して利用可能です。物販・撮影・撮影会を含む物理的な展示や撮影目的の使用は事前に当ギャラリーの許可が必要です。

第2条(展示設備)

デジタルディスプレイにより展示を実施します。ただし、物理的な紙・立体展示物の設置はできません。 ※今後、展示方法の拡張により、対応内容が変更となる可能性があります。

第3条(利用申請)

1. アーティストは所定の申請書類を提出し、利用目的・展示内容を明記すること。
2. アーティストは、申請する作品の著作権を自らが有していること、または第三者の著作物を使用する場合は、著作権者から本規約に基づく利用について正当な許諾を得ていることを表明し、保証します。

第4条(データ入稿)

1. アーティストは、当ギャラリーが別途指定するデータ形式、解像度、ファイル命名規則等の仕様(以下「入稿仕様」)に従い、展示作品のデータを入稿するものとします。
2. 入稿期限は、原則として展示開始日の7日前とします。
3. 入稿データが入稿仕様に適合しない場合、または入稿期限を過ぎた場合、当ギャラリーは展示の遅延、表示品質の低下、または展示の中止について一切の責任を負いません。この場合、利用料の返金は行いません。
4. アーティストは、入稿データにコンピュータウイルス等の有害なプログラムが含まれていないことを保証するものとします。万一、入稿データに起因して当ギャラリーまたは第三者に損害が生じた場合、アーティストはその損害を賠償する責任を負うものとします。

第5条(展示作品の審査)

当ギャラリーは、提出された作品について事前スクリーニングを行い、以下のいずれかに該当すると判断した作品の展示を拒否することができます。
・ 公序良俗に反する内容
・ 特定の思想・政治的・宗教的主張が強いと当ギャラリーが判断した内容
・ 過度に暴力的、差別的、または性的な表現を含む内容
・ 他者の著作権、肖像権、プライバシー、名誉その他の権利を侵害するおそれのある内容
・ その他、当ギャラリーの趣旨や品位にそぐわないと判断した内容

第6条(展示の取消・中止)

展示期間中であっても、展示作品が前条のいずれかに該当する、またはその他の理由で不適切と当ギャラリーが判断した場合、アーティストに通知の上、当該作品の展示を中止または展示契約を取り消すことがあります。これによってアーティストに生じたいかなる損害についても、当ギャラリーは一切の責任を負いません。

第7条(展示期間・表示方法)

展示期間および表示スケジュールは、アーティストと当ギャラリーの協議により決定します。ただし、表示時間・表示順序等の詳細については、他のアーティストとの兼ね合いを考慮し、当ギャラリーの判断で調整できるものとします。

第8条(著作権および使用許諾)

1. 展示作品の著作権は、原著作権者であるアーティストに帰属します。
2. アーティストは当ギャラリーに対し、展示作品を当ギャラリーの広報宣伝活動(ウェブサイト、SNS、印刷物等への掲載)および記録の目的で、無償かつ非独占的に使用(複製、公衆送信、展示を含む)することを許諾するものとし、著作者人格権を行使しないものとします。

第9条(第三者との紛争)

展示作品に関して、第三者から著作権、肖像権その他の権利侵害を理由とする警告、異議申し立て、または訴訟の提起等があった場合、アーティストは自らの責任と費用においてこれを解決するものとし、当ギャラリーに一切の迷惑または損害を及ぼさないものとします。

第10条(損害賠償)

アーティストの故意・過失により当ギャラリーの設備、備品、または施設を汚損、破損、紛失した場合、あるいは本規約の違反により当ギャラリーまたは第三者に損害を与えた場合、アーティストはその損害を賠償する責任を負うものとします。

第11条(免責事項)

1. 天災地変、火災、停電、通信回線・システムの障害、その他当ギャラリーの責に帰すことのできない事由により展示の履行が遅延または不能となった場合、当ギャラリーはその責任を負いません。
2. 当ギャラリーの責に帰すべき事由による重大な設備故障により、契約した展示時間のうち25%以上が履行できなかった場合に限り、当ギャラリーはアーティストと協議の上、利用料金の一部返金、展示期間の延長、またはその他合理的な代替措置を講じるものとします。

第12条(契約解除・キャンセルポリシー)

1. アーティスト都合によるキャンセルの場合、以下のキャンセル料を申し受けます。
・ 展示開始日の30日前まで:無料
・ 展示開始日の29日前から15日前まで:利用料金の30%
・ 展示開始日の14日前から 8日前まで:利用料金の50%
・ 展示開始日の 7日前から 2日前まで:利用料金の80%
・ 展示開始日の前日以降:利用料金の100%
※ 振込手数料はアーティストの負担とさせていただきます。

2. キャンセルは、書面または電子メールによる通知をもって受け付けます。
3. 当ギャラリーの都合により展示を中止または延期せざるを得ない場合、受領済みの利用料金を全額返金するか、アーティストと協議の上で代替日程を提案します。
4. アーティストが本規約に違反したことにより当ギャラリーが契約を解除した場合、利用料金の返金は一切行いません。

第13条(利用料)

1. 展示利用料は1週間(原則として水曜日から日曜日までの5日間)あたり60,000円(税込)、平日一日あたり13,000円(税込)、土日祝一日あたり15,000円(税込)とします。
2. 上記料金には、基本的な技術支援費用が含まれます。
3. 利用料は、展示開始日の7日前までに、当ギャラリーが指定する銀行口座へ振り込むものとします。振込手数料はアーティストの負担とします。
4. 公租公課(消費税、地方税等)の税率改定または新設により当ギャラリーに負担が生じた場合、当ギャラリーは当該改定に応じて利用料を変更することができるものとし、アーティストはこれに同意するものとします。

第14条(禁止事項・原状回復)

1. 当ギャラリー内では以下の行為を禁止します。
・ 喫煙(電子タバコを含む)、火気の使用
・ 飲酒および飲食
・ 騒音、振動、異臭を発する行為、その他周辺への迷惑行為
・ 許可のない物品の持ち込み、設備の移動
・ 設備、壁、床、その他スペースの汚損、破損

2. イベント等で備品を使用した場合は、展示終了後に清掃の上、原状に復してください。アーティストの責により特別な清掃や修繕が必要となった場合、その実費を請求することがあります。

第15条(反社会的勢力の排除)

1. アーティストは、現在および将来にわたり、自身が暴力団、暴力団員、暴力団関係企業・団体、その他これらに準ずる反社会的勢力ではないことを表明し、保証します。 2. アーティストが前項に違反した場合、当ギャラリーは何らの催告を要することなく直ちに本契約を解除することができます。この場合、当ギャラリーはアーティストに対する損害賠償責任を負わず、既に受領した利用料の返還も行いません。

第16条(個人情報の取り扱い)

当ギャラリーは、本サービスの提供にあたりアーティストから取得した個人情報を、当ギャラリーが別途定めるプライバシーポリシーに従い、適切に取り扱うものとします。

第17条(規約の変更)

当ギャラリーは、その裁量により本規約を随時変更することができるものとします。変更後の規約は、当ギャラリーのウェブサイトへの掲載その他適切な方法により公表された時点で効力を生じるものとし、アーティストは変更後の規約に従うものとします。

第18条(準拠法および合意管轄)

本規約の解釈および適用にあたっては日本法を準拠法とし、本規約に関する一切の紛争については、被告の本店所在地または住民票記載の現住所や居住地を管轄する裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第19条(協議解決)

本規約に定めのない事項、または本規約の各条項の解釈について疑義が生じた場合は、アーティストと当ギャラリーは、信義誠実の原則に従い協議の上、円満にこれを解決するものとします。

第20条(アーティスト情報の公表制限)

1. 当ギャラリーは、アーティストの個人情報(氏名、連絡先、作品内容等)を、法令に基づく場合、またはアーティストの同意がある場合を除き、第三者に開示・提供しません。
2. ただし、展示に関わる広報活動や記録の目的において、アーティストの氏名・作品名等を公表することがあります。アーティストはこれに同意するものとします。

第21条(支払い遅延時の取り扱い)

1. アーティストが利用料その他の支払義務を履行しなかった場合、当ギャラリーは年14.6%の割合による遅延損害金を請求できるものとします。
2. 支払遅延が14日以上継続した場合、当ギャラリーは契約を解除し、展示の取消を行うことができるものとします。
3. この場合、既に受領した利用料の返還は行いません。

第22条(不可抗力)

1. 地震、台風、洪水、火災、戦争、暴動、感染症の流行、政府・自治体による命令・指示、その他不可抗力により展示が中止・延期となった場合、当ギャラリーおよびアーティストは相互に責任を負わないものとします。
2. 不可抗力の事由が発生した場合、当ギャラリーは速やかにアーティストに連絡し、可能な限り展示の延期・代替日程の提案等の対応を協議します。
3. やむを得ず契約を解除する場合には、当ギャラリーの判断により受領済み利用料の全部または一部を返金することがあります。ただし、当ギャラリーがすでに支出した費用等は控除されることがあります。
4. アーティストは、不可抗力により展示が中止・変更となったことによる損害について、当ギャラリーに損害賠償請求を行わないものとします。

第23条(寄付の取扱い)

1. 来場者は、展示作品のアーティストに対し、当ギャラリーを通じて寄付を行うことができます。
2. 当ギャラリーは寄付金を一旦預かり、毎月末に締めたうえで、当ギャラリーが定める取次手数料を控除した残額を、翌月末までに写真家の指定口座に振り込むものとします。
3. 寄付は任意かつ無償の贈与であり、いかなる場合も返金いたしません。
4. 当ギャラリーは寄付金の仲介者として管理・送金を行うのみであり、寄付行為そのものの法的効果は来場者とアーティストとの間で生じるものとします。
5. 寄付は、租税特別措置法に基づく寄附金控除等の対象とはなりません。税務上の取扱いについては、アーティストおよび寄付者が自己の責任において処理するものとします。
6. 決済システムの障害、金融機関の不具合、不可抗力その他当ギャラリーの責に帰さない事由により寄付金の入金・精算が遅延または不能となった場合、当ギャラリーはその責任を負いません。ただし、可能な限り速やかに関係者と協議し、合理的な代替手段を講じます。

第24条(作品等の販売および販売方法の取扱い)

1. アーティストが当ギャラリーにおいて自己の作品を販売する場合は、事前に当ギャラリーの承認を得るものとします。
2. 販売に係る物品等の搬入搬出は当ギャラリーの営業時間内に行うものとします。
3. 販売は、アーティスト本人が常駐している場合に限り認められるものとし、アーティストが常駐しない場合の物販は認められません。
4. 販売が可能となるのは、当ギャラリーの利用期間が1週間の場合に限ります。ただし、ギャラリーの定休日(月曜日・火曜日)には当ギャラリー内での販売は行えません。
5. 販売に係る手数料は、当ギャラリーの利用期間1週間につき35,000円(税込)とし、アーティストはこれを当ギャラリーに支払うものとします。販売代金の金額に応じた歩合による手数料は発生しません。
6. 公租公課(消費税、地方税等)の税率改定または新設により当ギャラリーに負担が生じた場合、当ギャラリーは当該改定に応じて手数料を変更できるものとし、アーティストはこれに同意するものとします。
7. 販売に関連して発生する税務上、法務上の責任はすべてアーティストが負担するものとし、当ギャラリーは一切の責任を負いません。


附則 本規約は2025年9月20日より施行します。
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